マスタングコブラジェット

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マスタングコブラには、「キャロル・シェルビー」の手がけたチューニングカーもこの名で呼ばれ、1967年に作られたGT500はマスタングの上位モデルでフラグシップ志向が強いモデルしてチューニングされていて、初めてコブラのバッジを受けることになったモデルです。 1959年にアメリカ合衆国の自動車メーカー「フォードモーター」が製造販売した車「マスタング」の中で、ハイパワーもモデルとして販売され「コブラジェット」を搭載した物などをマスタングコブラ等と言います。 この事によりマスタングの中でもシェルビーがチューンしたマスタングの事をマスタングコブラと呼ぶ傾向も強いといわれています。 マスタングコブラを製作していたキャロルシェルビーの「シェルビーアメリカン」社は、1968年にレース専門の「シェルビー・レーシング」社と、パーツサプライヤーを手がける「シェルビー・パーツ」社、 そしてフォードモーター社の下請けとしてFRPパーツなどの生産を行う「シェルビー・オートモーティブ」社に分社化し、それまでシェルビー社が保有していた「コブラ」の商標は、フォードモーターに売却される事になりました。 シェルビー社では、翌年の1969年も外装変更し、バルブカバーにマークの入ったスペシャルチューンのマスタングコブラを製作しましたが、マッスルカーの市場のかげりと、商標を買い取ったフォードのマスタングでも新しいモデルが販売され始めた事から開発は中止される事になりました。 フォードが1969年から販売した2代目マスタングは大型化され、レース用のホモロゲーションモデル「BOSS」を市場に投入し、ハイパワーモデルとして「mach1」を追加しました。 そしてこの「mach1」に「428cu.in.CJ(コブラジェット)」が初めて搭載されたのです。このシリーズではカタログスペックで375馬力と表示されている馬力が、実は600馬力近いスペックを秘めていたといわれ、日本の栃木県警が高速取締り用としてパトカーに使用されたそうです。

マスタングコブラジェット搭載者は他にも、映画「007 ダイヤモンドは永遠に」でボンドカーに採用され、さらに「バニシングin60」で主役が搭乗し、40分程のカーチェイスシーンに登場するなどして、国内外に認知を高める事になりました。 シェルビーのコブラは2005年に5代目のマスタングが、初代のマッスルカーを彷彿させるフルモデルチェンジした事をきっかけに復活し、ニューヨーク国際オートショーでも公開されました。