椋鳩十とは
小説家で児童文学者でもある椋 鳩十(本名・久保田彦穂)の作品は、小学校用の国語の教科書でも採用されており、「大造じいさんとがん」という作品を国語で習った事がある方が多いのではないでしょうか。 椋鳩十は、図書館の館長をしていた事もあり、GHQの図書資料の排除命令を回避したり、戦後の図書館の再建やネットワーク構築に大きく貢献した経歴を持っており、「母と子の20分間読書」という読書運動も推進するなどその功績は過大なものです。 椋鳩十がどれだけ文学・図書を大切に思っていたのかが伝わってくる気がします。また、椋鳩十は大学教授を務めたり、鹿児島の小・中・高の学校の校歌を作詞したりもしていました。 椋鳩十は長野県の出身ですが、法政大学を卒業後に鹿児島へ赴任し、国語教師の仕事をしながら執筆活動を続け、1933年の「山窩調」を自費出版し事実上のデビュー作品となりました。 その後も鹿児島で生活をした椋鳩十の作品では、所々で鹿児島の方言が出てくるのも特徴の一つです。
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椋鳩十作品中の鹿児島方言
鹿児島にも地域によって方言に若干の違いがあるようで、椋鳩十が作品中で使用する方言は、彼が鹿児島県外の出身者であるせいか、そんなにたくさん引用しているわけではないようです。 椋鳩十が鹿児島の方言をどこまで理解し、どのような解釈で作品に使っていたかは本人にしか知りえないところですが、地域色を方言を用いて表現している事は、椋鳩十の作品の大きな特徴と言ってもいいでしょう。
椋鳩十の作品や彼に関する本などは、店頭やインターネット通販などでも購入が可能ですが、作品の中には販売していないものもあるようですし、店舗によってバラつきがあったりしますから、よく調べた方が良さそうです。 児童文学の代表的な作家として、椋鳩十の作品はこれからも多くの子供達の読まれていくことでしょう。